キレイゴトぬきの地産地消論?
「どうして地元で売ってるんですか?」
こう聞かれた記憶は、今までありませんが聞かれる時に備えて、少し自分の気持ちや考えをまとめてみたいと思います。
まだ、これは最終形ではありません、色々な刺激を受けてもっと別の言葉やより真相に迫った理由を見つけ出す可能性はまだあります。
色々、考えましたが、現状では要は次の2つの言葉に集約されるんじゃないかと思っています。
ダイレクトとダイナミック
お客様の反応がダイレクトに分かります。昨日まで売れていたものが1,2日で急に売れなくなった。何があったのか、何が変わったのか?
状況は日々、変わります。売れなくなった理由を見つけ、対策を考える。10円値段を下がるだけで再び急に売れ出すこともあります。一袋の内容量を変えてみる、包装を変えてみる、袋に貼るラベルを変えてみる、売り場を変えてみるなどなど、色々変えていきます。
とてもダイナミック。
お客様の反応がダイレクトに分かります その2
さして広くない地方都市です(面積は山がたくさんあるので広いですが) 街角でたまたま、イベントでと、偶然、Ohana Farmの野菜を買って下さっている方とお目にかかるのは、決して珍しいことではありません。
初めてお目にかかった方でも、ご挨拶の時に「よく、直売所であなたの野菜を買ってますよ」と言われる事もしばしばです。
はっきりいって、チャンスです。
「ウチの野菜、どうですか?」 「今、こういう事をやろうと考えていますが、野菜をお使いになる方から見てどうですか?」
まさにダイレクト。
そして、何かヒントをもらって、「良い」 「いける」と思ったら、間に合えばその直後の作付けからでもそれを反映...ダイナミック
これを全国規模でとか考えちゃうと、全く対応できないし、そうそう直にお話を聞けるとも思いません。
多分、今のところ、今くらいの面積的なお客様の広がりと心理的距離感、そして、直にお目にかかる時間的な間隔が自分のペースに合ってるって事だと思います。
もちろん、すぐそこで人参がたくさん作られているのに「何でニュージーランドから輸入した人参を食べなくちゃいけないんだ?」というシーンにとても不合理を感じるってのも手伝っています(供給側からしたら、それはとても合理的なのでしょうが)
現状をまとめてみると、こんなところでしょうか...
「地元の人に新鮮で美味しい野菜を食べて頂きたくて」 「地産地消はとてもエコだと思うので」
そんなキレイゴトを言えなくてすみません..
しかし、地元に地元産農産物が存在する事に価値や意味を見いだして下さる方には、きちんと向き合っていきたいと思っています。
ちなみに、今日のタイトルはコチラの本のパクリです。
「キレイゴトぬきの農業論」 著者:久松達央氏
著者もこのブログをご覧と思います。宣伝とタイトルをパクらせて頂いたお礼の意味も込めまして、アマゾンへリンクを張らせて頂きました。地元書店でもどうぞ。長野市立図書館にも収蔵されていることは秘密にしておきます。みんなが借りると著者の収入にならないので...
こう聞かれた記憶は、今までありませんが聞かれる時に備えて、少し自分の気持ちや考えをまとめてみたいと思います。
まだ、これは最終形ではありません、色々な刺激を受けてもっと別の言葉やより真相に迫った理由を見つけ出す可能性はまだあります。
色々、考えましたが、現状では要は次の2つの言葉に集約されるんじゃないかと思っています。
ダイレクトとダイナミック
お客様の反応がダイレクトに分かります。昨日まで売れていたものが1,2日で急に売れなくなった。何があったのか、何が変わったのか?
状況は日々、変わります。売れなくなった理由を見つけ、対策を考える。10円値段を下がるだけで再び急に売れ出すこともあります。一袋の内容量を変えてみる、包装を変えてみる、袋に貼るラベルを変えてみる、売り場を変えてみるなどなど、色々変えていきます。
とてもダイナミック。
お客様の反応がダイレクトに分かります その2
さして広くない地方都市です(面積は山がたくさんあるので広いですが) 街角でたまたま、イベントでと、偶然、Ohana Farmの野菜を買って下さっている方とお目にかかるのは、決して珍しいことではありません。
初めてお目にかかった方でも、ご挨拶の時に「よく、直売所であなたの野菜を買ってますよ」と言われる事もしばしばです。
はっきりいって、チャンスです。
「ウチの野菜、どうですか?」 「今、こういう事をやろうと考えていますが、野菜をお使いになる方から見てどうですか?」
まさにダイレクト。
そして、何かヒントをもらって、「良い」 「いける」と思ったら、間に合えばその直後の作付けからでもそれを反映...ダイナミック
これを全国規模でとか考えちゃうと、全く対応できないし、そうそう直にお話を聞けるとも思いません。
多分、今のところ、今くらいの面積的なお客様の広がりと心理的距離感、そして、直にお目にかかる時間的な間隔が自分のペースに合ってるって事だと思います。
もちろん、すぐそこで人参がたくさん作られているのに「何でニュージーランドから輸入した人参を食べなくちゃいけないんだ?」というシーンにとても不合理を感じるってのも手伝っています(供給側からしたら、それはとても合理的なのでしょうが)
現状をまとめてみると、こんなところでしょうか...
「地元の人に新鮮で美味しい野菜を食べて頂きたくて」 「地産地消はとてもエコだと思うので」
そんなキレイゴトを言えなくてすみません..
しかし、地元に地元産農産物が存在する事に価値や意味を見いだして下さる方には、きちんと向き合っていきたいと思っています。
ちなみに、今日のタイトルはコチラの本のパクリです。
「キレイゴトぬきの農業論」 著者:久松達央氏
著者もこのブログをご覧と思います。宣伝とタイトルをパクらせて頂いたお礼の意味も込めまして、アマゾンへリンクを張らせて頂きました。地元書店でもどうぞ。長野市立図書館にも収蔵されていることは秘密にしておきます。みんなが借りると著者の収入にならないので...
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