摘果
果樹の摘果作業最盛期です。
今日は、一日中、すっと洋梨の摘果作業をやっていました。
洋梨はすでに花が終わって小さな実がついた状態です。
すごくたくさんの実がついています。
このままでは、小さい洋梨がたくさんできてしまいますので、実を大きくするためにはたくさんついている実を適当に間引いてやらなければいけません。
その作業が摘果です。
農家歴はもう十年以上ありますが、地面を歩き回る野菜作りの作業専門でしたからハシゴに登っての作業はなかなか慣れないものがあります。
脚立の上の方に立つとクラッときます。
で、クラクラを押さえつつハシゴの一番上まで上がって木を見ると...

こんなに細かい実がビッチリ...これを全部間引くのかと思うと、さらにクラクラッときます。
じつはこの樹は少し弱ってしまっているのです。果樹は樹が弱ると実を多く付けようとするとよく言われるようです。
これは野菜も同じです。植物体が弱るということは、何らかの原因で土から養分が十分に吸えないのだと言うことなのですが、養分が吸えないと、植物体内のC/Nが上昇します。
植物は体内のC/Nが上昇すると、積極的に花芽をつけようとするんですよね。
これは痩せ地や干ばつなど、植物にとって十分満足できる環境ではない場所に適応するための、本来の性質なんでしょう。
環境条件が悪いから、早く子孫を作らねば...そんな自然の機構が働くんですね。
Ohana Farmの公式サイトもご覧下さい→地産地消を勧める長野市の農家 Ohana Farm公式サイト
今日は、一日中、すっと洋梨の摘果作業をやっていました。
洋梨はすでに花が終わって小さな実がついた状態です。
すごくたくさんの実がついています。
このままでは、小さい洋梨がたくさんできてしまいますので、実を大きくするためにはたくさんついている実を適当に間引いてやらなければいけません。
その作業が摘果です。
農家歴はもう十年以上ありますが、地面を歩き回る野菜作りの作業専門でしたからハシゴに登っての作業はなかなか慣れないものがあります。
脚立の上の方に立つとクラッときます。
で、クラクラを押さえつつハシゴの一番上まで上がって木を見ると...

こんなに細かい実がビッチリ...これを全部間引くのかと思うと、さらにクラクラッときます。
じつはこの樹は少し弱ってしまっているのです。果樹は樹が弱ると実を多く付けようとするとよく言われるようです。
これは野菜も同じです。植物体が弱るということは、何らかの原因で土から養分が十分に吸えないのだと言うことなのですが、養分が吸えないと、植物体内のC/Nが上昇します。
植物は体内のC/Nが上昇すると、積極的に花芽をつけようとするんですよね。
これは痩せ地や干ばつなど、植物にとって十分満足できる環境ではない場所に適応するための、本来の性質なんでしょう。
環境条件が悪いから、早く子孫を作らねば...そんな自然の機構が働くんですね。
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